診療の流れ

当クリニックの診療の流れをご紹介します

当クリニックの診療の流れをご紹介します

自由が丘奥沢歯科「KEIデンタルクリニック」へ初めてお越しになる方へ、当クリニックでの診療の流れをご紹介します。

お口に対する治療にはまず「治療計画」が必要です。当クリニックでは、治療にあたってさまざまな検査をして的確に診断し、患者さんにとって最適な治療計画を立てていきます。

問診

問診

はじめに診療室にご案内したら、患者さんの症状を明確に把握するために、簡単な問診をさせていただきます。痛み出した時期や痛みの程度など、細かいことでもかまいません。お気軽にお話しください。

応急処置

応急処置

「ズキズキ痛む」「前歯の差し歯がはずれた」など緊急性が高い症状と判断される場合には、その症状を改善するための応急処置をおこないます。この段階では、歯を削るなどの治療行為ではなく、投薬などの処置のみをおこないます。

的確な治療をおこなうためには、的確な診断が必要です。緊急的な処置が終わってから精密な検査・診断をおこない、本格的な治療のスタートとなります。

精密検査

精密検査

患者さんそれぞれの顔や性格が違うように、口の中も状態がそれぞれ異なります。口の中の診査、噛み合わせの診査、歯周病に対する診査、顔と口の関係の診査、顎の位置の診査、1本1本の歯の診査などの精密診査をおこなうことによって、より安全な治療となります。

当クリニックでは、患者さんの状況に応じて、次のような検査をおこなっています。

口腔内写真撮影 お口の中の状態を写真撮影して記録する。
歯周精密検査 歯周ポケットの深さや出血、歯が動いていないかなどをくわしく調べる。
14枚法デンタル撮影 虫歯や歯周病を調べるための精密なレントゲン撮影をおこなう。
スタディモデル(歯型)の採取 お口の中全体の型を取り、模型を作製する。

コミュニケーションと治療の開始

コミュニケーションと治療の開始

精密検査の結果をもとに診断し、さまざまな治療計画をご提案します。当クリニックでは、それぞれの方法のメリット・デメリット、治療の流れ、治療期間、費用などについてていねいご説明しています。患者さんも不安に思うことやわからないことは納得いくまでご質問ください。

患者さんにご納得いただいたうえで、最終的な治療計画を決定し、治療のスタートとなります。なお治療をしていく途中で、計画変更が必要になることもありますが、その際にはきちんとご説明しますのでご安心ください。一方的に治療変更を進めることはありません。

ブラッシング指導・SRP

ブラッシング指導・SRP

悪いところを治しさえすれば治療完了というわけではありません。プラーク(歯垢)や歯石をしっかり取り除かないと、虫歯や歯周病を再発したり、治療を繰り返したりすることになります。

プラークを取り除くには、ブラッシングがもっとも有効です。当クリニックでは、プラークをしっかり除去できるブラッシングの方法をご指導します。患者さんそれぞれに合った方法や道具もアドバイスしていますので、わからないことは何でもお尋ねください。

ブラッシングで取り残したプラークがかたまってしまうと、歯石になります。石のように硬くなってしまった歯石は、ブラッシングでは取り除くことができません。歯石を取り除くために、当クリニックでは「SRP(スケーリング・ルートプレーニング)」をおこなっています。

スケーリング スケーラーと呼ばれる器具を用いて歯石を除去します。歯石の表面はざらついているためにプラークがつきやすく、落ちにくくなってしまいます。歯石を除去することで歯にプラークがつきにくい状態に改善します。
ルートプレーニング 歯と歯ぐきの間にもぐりこんでできている歯石を除去したあと、歯の表面をツルツルに磨いて、プラークがつきにくい状態に仕上げる処置です。この処置をていねいにおこなうことによって、歯周ポケットは減少し、初期の歯周炎などの症状が改善します。

再評価

再評価

初期治療によってどの程度症状が改善されたか、歯周ポケットの深さや出血、歯が動いていないかなどを調べます。検査結果をもとにその後の治療計画の修正をおこないます。改善されていれば「メンテナンス」へ進み、改善されていなければ「歯周外科治療」というサイクルになります。

再評価後に問題がない場合~メンテナンス~

再評価後に問題がない場合~メンテナンス~

治療後はメンテナンスが大変重要です。当クリニックでは、長期間において健康な状態を保てるように経過観察と、状況に応じた適切なメンテナンスプログラムに力を入れています。1~3ヶ月ごとのメンテナンスや定期検診を受けていただくことをお勧めしています。

再評価後に治療が必要な場合~歯周外科治療~

再評価後に治療が必要な場合~歯周外科治療~

病気の原因となっている部位を直接目で見て、残っている歯石を徹底的に取り除きます。これによって歯周組織の形態を改善し、プラークコントロールしやすくなる口腔内環境を整えていきます。歯周病によって破壊された歯周組織を修復する治療も可能です。

再評価

再評価

歯周外科治療後に歯周病の状態が改善されたかどうかの検査です。再度歯周ポケットを検査し、確認したうえで改善されていればメンテナンスへ進みます。

メンテナンス

メンテナンス

再評価の結果、問題がなければ患者さんの口腔状態により、1~3ヶ月間隔でメンテナンスへ進みます。歯周病はきちんとメンテナンスされていないと再発する可能性が高い病気です。このメンテナンス治療と日頃のプラークコントロールによって歯の寿命は大きく変わります。

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