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歯ぎしりギリギリ。

こんばんは!目黒線奥沢駅前2Fで6月4日に歯科医院を開業予定のKEI dental clinic okusawa@院長 羽場敬祐です。

今日は家族のウサギさんについて。
垂れ耳のホーランドロップという種類です!この大きさのウサギで耳が立ってるウサギはネザーランドドワーフ(ピータラビットのモデルになったウサギ)

 

写真1(左)うちの愛兎です!元気いっぱいの二歳のオスです。名前はマル!内弁慶で家では王子様になってます。かなりかわいいのですが抱っこはさせてくれません‥…。

 

ウサギにも人間同様に歯の病気があるんですよ!
基本的にウサギは草食動物で草ばかり食べてるため虫歯にはなりません。
人間とウサギの歯で大きく違うのはすり減っても歯が一生伸び続けるところです。
歯が無くならないのは良いのですが、歯が伸び続けることで噛み合わせがズレてきたり、咀嚼は主にすり潰すので、歯がすり減り頬や舌を噛んでしまい食欲不振になるようです。
幸いマルは元気ですよ!
人間の歯ぎしり、食いしばりは治療を行う上で結構厄介なものになってきます。

歯ぎしり、食いしばりの原因は精神的なストレスを抱えていて、しかも眠りが浅い場合。歯並びが悪かったり(不正咬合)、一見よくみえても、噛み合わせた時に均等に歯が接触しなくて、特定の歯が強く接触する噛み合わせになっている場合(早期接触)。などが原因と言われていますが、はっきり分かっておりません。

歯ぎしり、食いしばりによって顎関節に負担がかかり顎関節症(顎がカクカク鳴り、顎が痛くなる)になったり、歯を支えてる骨に負担をかけ歯周病(骨が溶ける病気)を悪化させたりします。ひどくなると、肩こり、耳鳴り、めまい、開口障害(口が開かなくなる)が起こります。
歯ぎしり、食いしばりの力は、瞬間的に普段の咀嚼の10倍になると言われています。

今回の写真は、噛み合わせてた時に全ての歯が均等に歯が接触しておらず、治療終了後に歯ぎしり、食いしばりの起こりやすい夜間にナイトガードを使って頂いてる患者さんです。
30歳代男性 主訴は前歯を治したい。夜間は歯ぎしりをしている。

 

写真2(中央)事故により左前歯を一本失い、右前歯は半分に折れています。

写真3(右)治療終了後1年です。前歯にはジルコニアクラウン(固く審美的なセラミッククラウンです。)を2本セットしました。左前歯はインプラントを埋入しております。

  • 歯ぎしりギリギリ。
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写真4(左)就寝時はナイトガードを装着して歯に余分な力が加わらないようにしております。

写真5(中央)赤い点は噛み合わせの接触点です。全ての歯が一点で均等に接触しています。

 

歯並びは元々よくない患者だったため、ナイトガードを使ってもらい、均等に歯を接触させることによって特定の歯が強く接触するのを軽減させています。
治療後の予後を良くするためにもナイトガードが有効です。
診断後、必要な患者さんには使って頂いてます。

せっかく治療したのに被せ物が壊れたり、歯がぐらぐらするのは歯ぎしり、食いしばりも関係してきます。歯ぎしりのある人、顎に違和感のある人、肩こりのある人、噛み合わせが原因かもしれません。問題ないか一度検査するのも大切です。

 

写真6(右)マルはぐーすか寝ています!では、おやすみなさい!

 

KEI dental clinic okusawaでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします。

お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。

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