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歯がうずく感じがする‥…歯根破折とは!

こんばんは。目黒線奥沢駅前2Fで歯科医院のKEI DENTAL CLINIC OKUSAWA@院長の羽場敬祐です。

勉強会やら色々でブログ更新できないでいました。元気にやっておりますので御心配なく。歯周外科治療を希望される患者様が増えてきております。
他医院では本格的な歯周治療を行っておらず、クリーニング後はすぐ定期検診に移行していた患者様が少し踏み込んだ歯周治療を希望されるようになってきておりま今日は歯周外科処置時に歯根破折(歯根にヒビが入る)を発見したケースで歯根破折は神経を取った歯に多く見られます。10年20年前に神経治療を行った歯に多く見られます。

 

写真1(左)60歳代女性 虫歯でブリッジを外したところです。丸印の歯は一見、問題ないように見えますが実は歯根破折を起こしております。
患者様の自覚症状はほとんど無くたまに違和感があるくらいでした。
自覚症状がほとんど無いため精密検査を行わないと発見できません。

写真2(中央)矢印部位は歯根破折(歯根のヒビ)を示した写真です。

歯根破折の怖いところはヒビに沿って感染(歯周病菌、虫歯菌)を起こすことです。

つまり、ヒビに沿って虫歯菌は虫歯をつくり、歯周病菌によって歯を支えてる骨を溶かしていきます。
左の写真は歯肉を開けたところで、歯を支える骨が根っこの先までヒビにそって溶けています。
ブリッジの土台としては負担することが出来ないため患者様と相談のうえ抜歯させていただきました。

写真3(右)この歯も矢印部位に歯根破折を起こしております。

 

また患者様の自覚症状は痛みもほとんど無く、たまにうずくといった感じです。歯はグラグラで噛みづらいようでした。

レントゲン写真精密検査の結果、歯を支える骨は溶けてしまい隣の歯まで骨吸収が広がっていたため患者様の了承を得て抜歯させていただきました。
歯根破折を長期間放置し、歯を支える骨を溶かすと抜歯後の治療を複雑にし、費用や期間が多くかかる場合があるため的確な判断を行い適切に治療を行うことが大切です!!
当医院では、精密検査を行い、正確にお口の中の状態をお話しいたします。歯根破折や歯周病は自覚症状がほとんど出ません。定期検診、精密検査をおこない目では見えない病気を見逃さないことが大切です。

KEI dental clinic okusawaでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします

お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。

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