仮歯の役割って何だろ?
こんばんは。目黒線奥沢駅前2Fで6月4日開院予定のKEI DENTAL CLINIC OKUSAWA@院長の羽場敬祐です。
こんばんは。今日から内覧会のチラシ配りが始まりした。近隣の皆様にはご迷惑おかけしております。チラシには診療時間や診療日、内覧会のお知らせなどが書いておりますのでお時間がある方は目を通していただければと思います。
5/31、6/1、6/2の3日間、奥沢の皆様に医院のご紹介と健康相談会を開催する予定です。現在、歯で困っている方、歯に悩みがある方、またどのような医院なのか興味ある方はどなたでもお越しください。
Kei dental clinicのためにチラシ配りしてくださってるスタッフの皆さんは大変素直でいい子ばかりです。一生懸命チラシを配ってくれてるので、スタッフを見かけたら声をかけてくださいね!
今日は仮歯についてお話します。仮歯は最終的な硬い歯を入れる前の予行演習のような物です。硬いクラウン(被せ物)は修正が出来ません。仮歯の段階では歯の形態、噛み合わせ、歯肉の治りを調節することが出来ます。具体的に説明します。
50歳代女性 主訴;前歯を抜歯して歯を入れたい。
写真1・2(左右)前歯が2本抜歯されています。左上の前歯は保存できそうです。欠損部はインプラントを2本埋入し左上はクラウンにて修復を計画しました。
写真3・4・5(左・中央・右)通法通り、1次オペで骨造成と同時にインプラント2本埋入後、2次オペでCTG(歯肉補強のための歯肉移植)を行いました。同時に仮歯の型取りを行っております。
写真6(左)ここからが本題です。仮歯の装着したところです。まだ微調整を行っておりません。
仮歯の段階で歯肉の治りを待ちます。この時に噛み合わせの調節、歯の形態を調節していきます。仮歯はプラスチックで作られているため削って歯を短くできたり、逆に長くすることができます。また、噛みづらい場合も仮歯であれば微調節が可能です。
洋服で言うとオーダーメイドで服を作り、サイズ、色、形、素材を選ぶことができます。
写真7・8(中央・右)仮歯を外したところです。仮歯で微調節し終わった状態です。インプラント周りの歯肉は歯の形に修正されております。この状態まで来たら、お一人お一人に合わせたオーダーメイドの歯を作ることができます。
写真9(左)治療終了時です。プラークの付きにくいセラミックスクラウンを被せております。歯肉の造成も行っているので、もう少し時間が経てばもっと自然観が出てくると考えられます。
仮歯は歯科治療における設計図のような物です。仮歯で何処まで微調節できるかが治療の成功の鍵となってきます。時間が多少はかかりますが、しっかり設計図を作った歯の方が長持ちします。
KEI dental clinic okusawaでは、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。